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  ストレートネック  

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肩こりには種類があります。

僧帽筋の筋肉の疲労(単純な肩こり)

心臓疾患による筋肉への反射作用(内科新患での肩こり)

​生活習慣や骨格の異常による頚椎の痛み(ストレートネックの肩こり)

ストレートネックによる肩こりは単純な筋肉疲労の肩こりと違い、​肩甲骨やその周辺、腕にも鈍痛やだるさ、時には筋違いのような症状があります。

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頚椎とは7個の骨から成り、頭(成人で4~5キロ)を支える為に首は弧(ゆるいカーブ)を成しています。また、その骨の間からは左右に神経が出ていて指先まで通っています。
事故の影響や下向きの姿勢(パソコン、手作業)が多い方は首の弧(ゆるいカーブ)がなくなり真っ直ぐな首になるのでストレートネックと呼んでいます。
最近ではスマートフォンの普及で『スマホ首』なんて呼ばれたりもして学生にも肩こりや首痛で困っている方が増えております。
頚椎が真っ直ぐな為、首にピンポイントで負担が集中し、コリや痛みを出してしまうのです。

長期にわたって首が圧迫され続けると、「ルシェカ関節」という首の骨の間の関節が変形し、すぐ横を通っている椎骨動脈を圧迫して頭へ血液を送るときの妨げとなり、頭痛やめまい、ふらつきの原因ともなりますので注意が必要です。

痛みや辛さをガマンしていると次第に骨の間が狭くなってきてついには変形して神経を傷つけてしまう場合もありますから注意が必要です。
症状が軽いうちは首や肩が鈍痛を感じる程度なのですが、時にはわずかな刺激(疲労、冷え、老化など)や衝撃で頚椎に炎症を起こしやすくなります。

  • 程度Ⅰ
    炎症が軽いうちは、頭をつらい方に傾けたり、つらい方を向いたり、上を向いた際、頚から肩にかけてこり感や鈍痛を感じます。筋違いのような単なる肩こりと勘違いします。

  • 程度Ⅱ
    いつもよりひどい肩こり感を感じ始めると、頚椎の炎症が神経根の周辺に広がり、神経に沿って肩甲骨部や上肢(上腕、肘)に痛重いだるさを感じるようになります。

  • 程度Ⅲ
    神経に炎症が広がりますと(神経炎といいます。)夜間痛や腕に力が入りにくくなったり、腕の重みに耐えられず、手を上に上げることが困難になったり、シビレが出たりします。

 

【治療内容】

治療に入る前の初めの診断がとても大切です。

治療は電気治療器を使用して炎症を早く治めながら筋肉の緊張を和らげるところから始めます。
症状が改善するにしたがって手技療法(カイロテクニックを含む)を中心に頚椎の動き(可動域)を徐々に広げていきます。
頚椎の可動域が広がると首や肩周辺の筋肉の緊張も溶きほぐれて治癒(ちゆ)となります。

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ここがポイント!!

当院では、たくさんの経験を生かして色んな角度から頚椎に炎症が起こっているかどうか、また問題のある箇所を特定していきます。それから治療内容や改善見込み期間、注意事項など説明させていただいて治療に入っていきます。

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