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ぎっくり腰になりかけて感じたこと。〈手段より原因が大切です〉

先日、明け方に突然、腰の痛みで目が覚めました。

その痛みはジッとしていてもジュワーと腰全体が痛く、カラダをどちらに向けても痛くて動かしづらいのです。私は直感的に「ぎっくり腰になりそう」という不安と怖さに駆られ、このままでは仕事に行けないと思いました。

それで布団のなかで冷静に考えていました。まず、なんで痛くなったのだろう?原因を考えたのです。そして思い出したのが、『2日前ミゾレ交じりの強風が吹く中ゴルフをしていたこと。さらに翌日はその濡れてビショビショになったゴルフ道具を中腰姿勢で約1時間ほど手入れをしていた事。さらにそのあと大阪の今宮戎に行き、2時間あまり歩き続けていた事。そして帰宅後夕食を済ませて風呂も入らずに寝てしまった事。』こんなことを思いだしながら「なるほど痛くなるわけだ」と自分自身で納得していました。

さて原因がわかれば次は解決方法です。そこは私はプロですから原因さえ分かれば解決策はおのずと分かります。今回の痛みを解消するには腰周辺の筋肉をほぐす事です。特に冷えと疲労で緊張しきっている背筋を緩めることから始めました。早速、ベッドから慎重に起き上がり、風呂を沸かしてゆっくり肩まで温めました。一度浴槽から出てもう一度お湯に浸かり今度は背中のストレッチをして風呂から上がりました。着替え終わった時には、痛みが4分の1程度まで軽減していて、朝はいつも通り無事出勤できました。

考察、今回の「ぎっくり腰になりかけた件」では初めに冷静に原因を突き止めた事が幸いしたに尽きると思います。

みなさんも、肩こりや腰痛など身近な痛みが出たときは、まず『 原因 』

を考えてみてください。世間では『冷やしたほうが良い』あるいは『動かしたほうが良い』、『筋肉を鍛えたほうが良い』などさまざまな情報が錯綜していますが、重要なのは『 原因 』であって、『 手段 』ではありません。お困りの際はいつでもご相談ください。


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